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カツモウイノデ Ctenitis subglandulosa (Hance) Ching

世界大百科事典 第2版の解説

カツモウイノデ【Ctenitis subglandulosa (Hance) Ching】

オシダ科の常緑多年生シダ植物。しばしばシイ‐タブ林内に優占的な群落をつくる。根茎は斜上から直立し,大型の葉を数枚,叢生(そうせい)する。葉は五角状卵形で,3~4回羽状複生。中軸や羽軸には褐色の鱗片が圧着気味につくが,葉柄基部のものは線形で長く,黄褐色から赤褐色で,ふさふさとした束になる。これから褐毛イノデの和名が由来した。胞子囊群は小さく,裂片のやや中肋寄りにつき,辺縁が細裂した包膜につつまれる。紀伊半島以西の暖地に生じ,亜熱帯要素に近いが,多雨域には少ない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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