カポック油

栄養・生化学辞典 「カポック油」の解説

カポック油

 熱帯地方に産する,パンヤの木[Ceiba pentandra]の種子から得られる半乾性油.種子は約25%の脂肪を含み,脂肪酸組成は飽和脂肪酸16〜21%.オレイン酸44〜51%,リノール酸29〜34%,綿実油に似た性状をもつ.食用またはセッケン製造に用いられる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android