カミーユジュリアン(その他表記)Camille Julien

20世紀西洋人名事典 「カミーユジュリアン」の解説

カミーユ ジュリアン
Camille Julien


1859 - 1933
フランスの歴史家。
元・ボルドー大学教授,元・コレージュ・ド・フランス教授。
マルセイユ生まれ。
エコール・ノルマル・シュペリウールで歴史学の教員資格を取得。1891年ボルドー大学教授、1905年コレージュ・ド・フランス教授となる。’24年アカデミー・フランセーズ会員となる。フェステル・ド・クーランジュ実証主義の方法を継承する。フランス建国に至るローマ属領下のガリア研究で有名。著作は「ガリア史」「ボルドー史」「近世フランス史学概観」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android