カラクリンV(読み)カラクリンブイ

化学辞典 第2版 「カラクリンV」の解説

カラクリンV
カラクリンブイ
caracurine V

C38H40N4O2(584.74).フジウツギ科マチンStrychnos toxiferaなかに含まれるビスインドールアルカロイドの一つ.無定形の紫赤色の粉末.強力な筋肉麻ひ作用をもつ.Ce(SO4)2と放置すると褐色になる.ピクリン酸塩は融点300 ℃ 以上.+52°.[CAS 630-87-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android