ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラジョルジェビッチ家」の意味・わかりやすい解説 カラジョルジェビッチ家カラジョルジェビッチけKarađorđevići セルビア公国(のちセルビア王国),セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国,ユーゴスラビア王国を統治した王朝。18世紀ブタの売買で富をなしたモンテネグロの農民出身。イェニチェリに対する反乱を指導して勢力を確立。初期の統治は親オーストリア(のちに親フランス),開明主義を特徴とした。オブレノビッチ家と激しく対立。開祖はカラジョルジェ・ペトロビッチ(在位 1804~13)。最後の王ペタル2世(在位 1934~45)は第2次世界大戦でドイツ軍のユーゴスラビア侵入直後に亡命した。(→ユーゴスラビア史) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by