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カリエーラ Rosalba Carriera

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世界大百科事典 第2版の解説

カリエーラ【Rosalba Carriera】

1675‐1757
イタリアの女流画家。ベネチアに生まれ,最初レース職人,次いでミニアチュール画家として修業。さらにパステル画に転じ,軽妙と洗練を求めるロココ趣味とともに流行しつつあったこの新技法を用いて,ベネチアの上流人士やヨーロッパ各地からの富裕な旅行者の肖像を描き,国際的な成功を収めた。それらの肖像画の多くは,パステルの特質を生かして一瞬の表情をとらえた胸像または頭部像である。1721年にパリ,30年にはウィーンに旅行して盛大な歓迎をうけている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカリエーラの言及

【パステル】より

…18世紀のフランス宮廷を中心にロココ美術が流行すると,その柔らかく華麗な色調が好まれてパステル画が絵画の一ジャンルとして独立した。おもに宮廷人たちの肖像や,風俗を描いたものが多く,ベネチアの女流画家カリエーラをはじめ,ラ・トゥールQuentin de La Tour(1704‐88)やペロノーJean Baptiste Perronneau(1715‐83),リオタールJean Etienne Liotard(1720‐89)などが油彩画と匹敵する作品を残している。パステル画は一時すたれたが,19世紀末に印象派の影響下で,色の純粋さ,明るさ,混色の不必要などが再評価され,20世紀初頭にかけて多くの名作が生まれた。…

※「カリエーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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