デジタル大辞泉 「カンガルーポー」の意味・読み・例文・類語 カンガルー‐ポー(kangaroo-paw) ハエモドルム科アノゴザントス属(Anogozanthos)の多年草。茎頂の花序がカンガルーの足に似ていることからの名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「カンガルーポー」の意味・わかりやすい解説 カンガルーポー オーストラリア南西部原産のハエモドラム科の多年生単子葉植物で,10種ほどがある。名は花の形がカンガルーの前足を想起させることにちなみ,属名はアニゴザントス。剣状の根生葉を叢生し,直立する花茎の先に総状あるいは穂状の花序をつけ,赤,黄,だいだい,桃,緑色などの筒状花を咲かせる。野生種のほかに交雑種もあり,切花や鉢植,あるいはドライフラワーとして多用される。株分または実生でふやす。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報