カーカティーヤ王国(読み)カーカティーヤおうこく(その他表記)Kākatīya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カーカティーヤ王国」の意味・わかりやすい解説

カーカティーヤ王国
カーカティーヤおうこく
Kākatīya

南インドのアーンドラ地方を支配した王国。ヒンドゥー王朝で,都はワランガル。 11世紀からカルヤーナのチャールキヤ朝に従属し,王国の衰亡に伴って,1197年頃独立し,1世紀余にわたって繁栄し,そのもと宗教文学,建築分野にめざましい発展をとげたテルグ文化が開花した。しかし 1310年と 23年とにデリーイスラム教徒軍隊攻撃を受けて滅んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android