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キオス[島] キオス

百科事典マイペディアの解説

キオス[島]【キオス】

エーゲ海東部のギリシア領の島で,トルコ海岸からわずか6kmにある。丘陵性で最高点は1297m。イチジクブドウ,オリーブ,アンチモン大理石などを産し,乳香(樹脂の一種)の名産地。

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世界大百科事典 第2版の解説

キオス[島]【Chíos】

エーゲ海東部のギリシア領の島。面積842km2,人口3万(1981)。ブドウ,イチジクなど地中海性の農産物に富むが,特にカンラン科のニュウコウジュBoswellia carteriiの香料生産が有名で,現在ではギリシア焼酎とも言うべきウーゾに添加される。古代以来主都キオスは小アジアに面した東岸中央にあり,古代にはイオニア12都市の有力都市で,詩人ホメロスの出身地とも伝えられる。前6世紀前半の一碑文は上告受理機関としての〈民衆評議会(ブーレー)〉の存在を語ってキオスの民主化を暗示するが,その後,ペルシアの宗主権に服した。

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世界大百科事典内のキオス[島]の言及

【ミョウバン(明礬)】より

…14世紀の中葉,ジェノバ人がイズミル湾に面したフォチャFoça(フォカイア)のミョウバン鉱を獲得して精製を開始し,ジェノバに向けて積出しを行った。15世紀にはミョウバンの独占会社がつくられ,キオス島を拠点に東地中海諸地域のミョウバンが集積され,1000t近い積載能力をもつ大型帆船によって直接にフランドルの毛織物工業地帯へ輸送された。しかし,1455年にトルコ人がフォチャを征服してから,この交易は急速に衰退した。…

※「キオス[島]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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