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キュルテペ Kültepe

世界大百科事典 第2版の解説

キュルテペ【Kültepe】

トルコのカッパドキア地方,クズルウルマク川南方台地上の遺跡丘(テペ)。丘の南西約20kmにはローマ時代からの古都カイセリ(古名カエサレア)があり,交通上の要地を占めている。1906年にウィンクラーが発掘し,25年にはフロズニーが調査を行った。48年以来,トルコの考古学者による発掘が続けられている。アッシリア語でカニシュ,ヒッタイト語でネサと呼ばれた都城の遺跡で,前19~前18世紀ころ,ここにアッシリアの商業植民市が置かれ,アッシリア語で書かれた経済文書が多量に出土している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のキュルテペの言及

【ウマ(馬)】より

…この型の戦車が馬で引く戦車(馬戦車)のモデルとなったのであるが,ただ馬と戦車の結合は,シュメール世界(メソポタミア最南部)で起こったとは考えられない。 イラン北東部のヒッサール出土の前1900年ころの印章や,小アジアのカッパドキア(トルコ中部高地)のキュルテペ出土の印章は,いずれも馬戦車の存在を示すもっとも古い証拠であるが,この小アジア,イラン,またカフカスなどの草原地帯は,旧石器時代以来,野生馬の生息地であった。またキュルテペ辺りは,インド・ヨーロッパ語系のヒッタイト人の居住地でもあった。…

※「キュルテペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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