キョルオウル物語(読み)キョルオウルものがたり

改訂新版 世界大百科事典 「キョルオウル物語」の意味・わかりやすい解説

キョルオウル物語 (キョルオウルものがたり)

義賊キョルオウルKöroğluを主人公とするトルコ民衆文学の代表作。17世紀アナトリアの農民反乱指導者を原型とし,〈盲人の子(キョルオウル)の復讐〉という古来の説話モティーフと融合して形成された。語りと歌の部分からなり,民族楽器サーズを演奏する吟遊詩人アーシュク)によって伝承され,トルコ文学史上〈物語〉と称されるジャンルをなす。トルコ国境を越えてイラン,アゼルバイジャン地方でも広く伝えられている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 小山

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む