クサール・アキル遺跡(読み)クサール・アキルいせき(その他表記)Ksar Akil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クサール・アキル遺跡」の意味・わかりやすい解説

クサール・アキル遺跡
クサール・アキルいせき
Ksar Akil

レバノン,ベイルート郊外にある旧石器時代の洞窟遺跡。中期旧石器時代から中石器時代にいたる 19m以上の厚さの堆積があり,その層位関係は西アジア旧石器文化の研究上,最重要なものである。特にクサール・アキル移行期と呼ばれる中期旧石器時代から後期旧石器時代への移行の時期が重要で,中期旧石器文化的な素材に後期旧石器文化を特徴づける石器がつくられている。このことは中期旧石器文化から後期旧石器文化への移行が徐々になされたことを物語っている。

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