クズレ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クズレ」の意味・わかりやすい解説

クズレ

琵琶楽の用語。「崩れ」「くずれ」とも書く。本来は,盲僧琵琶において,本行の弾奏誦経に対して,余興的な語り琵琶の総称であって,さらに,「段物」「端歌」などの細分類もある。琵琶説経の一種で,本来の説経が,本尊霊験譚や社寺縁起譚,本地物であるのに対して,特に軍談を交えたため,「説経くずれ」と呼ばれたことに由来するともいう。現在の薩摩琵琶では,合戦描写の勇壮な部分をいい,その伴奏の琵琶の旋律を「クズレの手」などという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 盲僧琵琶

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む