クレア パタン(英語表記)Cléa Patin

現代外国人名録2016 「クレア パタン」の解説

クレア パタン
Cléa Patin

職業・肩書
社会学者

国籍
フランス

出生地
パリ

専門
芸術社会学, 文化経済学

学歴
リヨン政治学院修士課程修了,国立東洋言語文化学院日本語学専攻卒,早稲田大学,東京大学大学院

受賞
渋沢・クローデル賞(第30回)〔2013年〕「日本美術市場の社会学的アプローチ 美術品の販売、流通普及、価値形成のための仲介業者ネットワーク」

経歴
1990年建築家の父が大阪で開催された花と緑の博覧会に参加したことから日本に興味を持つ。2000年早稲田大学に留学、その後日仏会館勤務を経て、奨学金を得て東京大学大学院に進む。日本の百貨店で美術品を販売していたことに驚き、日本の美術品市場の研究に取り組み始める。2007年より2年がかりで全国110の画廊にアンケート調査を行い、作家や画廊主、評論家にインタビューを実施するなど、日本における現代美術市場を分析。2013年論文「日本美術市場の社会学的アプローチ 美術品の販売、流通、普及、価値形成のための仲介業者ネットワーク」により第30回渋沢・クローデル賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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