クレメンス偽書(読み)クレメンスぎしょ(その他表記)Pseudo-Clementines

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレメンス偽書」の意味・わかりやすい解説

クレメンス偽書
クレメンスぎしょ
Pseudo-Clementines

初期キリスト教において,ローマのクレメンスの名を冠して流布された一連の偽作文書の総称。特に『説教集』 Homiliaeと『再認』 Recognitionesの2書に限る場合が多い,両文書のもとには一つの基本文書の存在が想定され,これはオリゲネスによって言及されている『クレメンスの歴程』 Periodoi (3世紀初成立) であったらしい。クレメンス偽書の神学的傾向は,明らかに二元論的なグノーシス的異端の影響を受けたユダヤ人キリスト教のそれで,強い禁欲主義的思想との結合からみて,エビオン派と関係があったと考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む