再認(読み)サイニン

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「再認」の意味・読み・例文・類語

さい‐にん【再認】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 以前認めたことを再び認めること。また、改めて認識すること。
    1. [初出の実例]「有島家の農地開放、武者家の理想村設定の夢、里見家のポリガミイの再認」(出典:我が文学生活I (1954)〈伊藤整逃亡奴隷と仮面紳士)
  3. 再度認可すること。再び認知すること。
  4. 心理学で、再生したものを自分の過去の経験に関係づける作用をいう。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「再認」の意味・わかりやすい解説

再認
さいにん
recognition

かつて経験した事柄を、ふたたび知覚してそれと認めること。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「再認」の意味・わかりやすい解説

再認
さいにん
recognition

心理学上の用語で,過去に経験した事物事象ないし動作と同一のものを再度経験するときに,それを熟知感をもって確認すること。再生では確かめられない記憶の有無を,これによって確かめることができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む