コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グティエレス・ナヘラ Manuel Gutiérrez Nájera

世界大百科事典 第2版の解説

グティエレス・ナヘラ【Manuel Gutiérrez Nájera】

1859‐95
メキシコの詩人。キューバのホセ・マルティとならぶ,モデルニスモ詩の代表者。当初は中編小説《はかない物語》(1882)を発表して散文作家として出発したが,その後ミュッセ,ゴーティエ,ベルレーヌなどの影響を受けたモデルニスモ詩を,みずから1894年発刊した雑誌《青》に発表し続けた。同誌は,ラテン・アメリカのモデルニスモ詩運動を語るさい,看過できない重要な刊行物である。【神代 修】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のグティエレス・ナヘラの言及

【モデルニスモ】より

…ラテン・アメリカは19世紀初頭にスペインから政治的に独立したものの,文化面ではその後も旧宗主国の影響を受けていた。しかし,独立後数十年たった1880年代になると,スペインの文化的影響から脱却するためのモデルニスモの運動がキューバのJ.マルティ,メキシコのM.グティエレス・ナヘラらによって展開され,それがラテン・アメリカ全体に広がった。彼らはゲベード,ゴンゴラらのスペイン古典詩はもちろんのこと,フランスの象徴派・高踏派,さらには中国やインドの文化の影響を受け,斬新で華麗な文体と音楽的リズム感をもった言語とを詩の分野に導入して美的・芸術的世界を謳歌し,新古典主義の硬直性とロマン主義の感傷性を打破することに成功した。…

※「グティエレス・ナヘラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

グティエレス・ナヘラの関連キーワードラテンアメリカ文学アマード ネルボ12月22日ダリオネルボ

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android