日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 グリーンピース(エンドウ)ぐりーんぴーすgreen peas むき実用のエンドウのこと。エンドウは、若莢(さや)のまま用いるサヤエンドウ、むき実用のグリーンピース、完熟させて乾燥し穀物とするものなどに品種が分化している。グリーンピースは未熟の種子(豆)をそのまま調理するのがいちばん美味であるが、料理の用途も広いので、冷凍や缶詰にして保存する。大粒で種皮が柔らかく、濃緑色で糖含量の高い碓井(うすい)、GW、アラスカ、ベスト・オブ・オールなどの品種がよく用いられる。生(なま)のグリンピース100グラム中には、糖質12グラム、タンパク質7.4グラム、ビタミンC24ミリグラムを含む。[星川清親] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例