デジタル大辞泉
「未熟」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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み‐じゅく【未熟】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 果実・作物などがまだ熟していないこと。まだみのらないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「蕎麦は〈略〉八九月に実のる、然ども未熟也」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)八月)
- [その他の文献]〔礼記‐王制〕
- ② 学問や技芸、社会性、人格などがまだ十分に発達していないこと。修行や経験が不十分なこと。また、十分に発育していないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「そこたちは、まだみじくならん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)
- 「わが未熟なる小説稗史を次第に修正改良して」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
- [その他の文献]〔韓愈‐張中丞伝後序〕
- ③ まだ焼けないこと。十分に煮えてないこと。また、そのさま。〔史記‐衛康叔世家〕
- ④ 考えあぐねてぐずぐずしていること。速やかに遂行しないこと。また、そのさま。未練。未断。
- [初出の実例]「至于未熟之領主者、其地被為押旨候」(出典:上杉家文書‐大永七年(1527)八月二一日・大熊政秀折紙)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「未熟」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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