未熟(読み)ミジュク

デジタル大辞泉の解説

み‐じゅく【未熟】

[名・形動]
果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。また、そのさま。「未熟な梅の実」「実はまだ小さくて未熟だ」
学問や技術などの経験・修練がまだ十分でないこと。また、そのさま。「未熟な技」「処理のしかたが未熟だ」
[派生]みじゅくさ[名]

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大辞林 第三版の解説

みじゅく【未熟】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
果物などの十分に熟していない・こと(さま)。 「 -な果物」
学問・技芸・人格などが、修練不足で十分な域に達していない・こと(さま)。 「 -な腕前」 「何分-者ですのでよろしくご指導下さい」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

み‐じゅく【未熟】

〘名〙 (形動)
① 果実・作物などがまだ熟していないこと。まだみのらないこと。また、そのさま。
※俳諧・滑稽雑談(1713)八月「蕎麦は〈略〉八九月に実のる、然ども未熟也」 〔礼記‐王制〕
② 学問や技芸、社会性、人格などがまだ十分に発達していないこと。修行や経験が不十分なこと。また、十分に発育していないこと。また、そのさま。
※宇津保(970‐999頃)国譲中「そこたちは、まだみじくならん」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「わが未熟なる小説稗史を次第に修正改良して」 〔韓愈‐張中丞伝後序〕
③ まだ焼けないこと。十分に煮えてないこと。また、そのさま。〔史記‐衛康叔世家〕
④ 考えあぐねてぐずぐずしていること。速やかに遂行しないこと。また、そのさま。未練。未断。
※上杉家文書‐大永七年(1527)八月二一日・大熊政秀折紙「至于未熟之領主者、其地被為押旨候」

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