種皮(読み)シュヒ

デジタル大辞泉 「種皮」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ひ【種皮】

種子外側を包んでいる皮。珠皮が発達したもの。
[類語]種子種物さね菜種

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精選版 日本国語大辞典 「種皮」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ひ【種皮】

  1. 〘 名詞 〙 植物の種子を包む皮。胚珠の珠皮が発達してできたもので、種子の中の胚を保護。マメ科植物のように二枚に分かれている場合は内種皮外種皮とに区別する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「種皮」の意味・わかりやすい解説

種皮
しゅひ

種子

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世界大百科事典(旧版)内の種皮の言及

【休眠】より

…【正木 進三】
[植物の休眠]
 植物では種子,休眠芽,球根,胞子に休眠現象がみられる。種子はふつう成熟と同時に休眠状態に入り,外側を固い種皮によって保護される。休眠状態のままで何百年も寿命を保つもの(ハス)もあるが,ふつうは1~2年の寿命で,その間に水分・温度・光などの条件が適当に満たされれば休眠は解ける。…

【種子】より

…ワタの種子の毛からは綿がとられ,また首飾や数珠などの細工物にされる種子もある。 植物学的には,子房中の胚珠が受精後,親植物から養分を吸収しながら生長したもので,幼植物である胚と発芽のさい胚の栄養源となる貯蔵養分と,それらを保護する種皮とからなる。これに対しては子房が発達したものをいう。…

※「種皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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