コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グルテリン

2件 の用語解説(グルテリンの意味・用語解説を検索)

栄養・生化学辞典の解説

グルテリン

 水,希塩類溶液,70%エタノール溶液に不溶,アルカリ溶液に可溶のタンパク質の総称でコメのオリゼニンコムギグルテニンなど穀物中に多い.オリゼニンはコメのタンパク質の約80%を占め,グルテニンはコムギのタンパク質の約40%を占める.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グルテリン
ぐるてりん
glutelin

単純タンパク質の一種で、純水・希塩溶液、50~90%エチルアルコールには溶けず、希アルカリ・希酸溶液に溶けるタンパク質の総称。植物の種子に含まれ、プロラミングリアジン)とともに穀類タンパク質の主成分となっている。比較的不安定で、普通、類似タンパク質の混合物として得られる。コムギ中のグルテニンが代表的で、米から得られるオリゼニンやオオムギ中のホルデニンなどもある。水と混和するとグルテンをつくる性質があり、麩(ふ)の原料となる。[村松 喬]

食品

コムギ、オオムギにはグルテリンがプロラミンとともにかなり多く含まれているが、トウモロコシ、エンバクにはグルテリンは少なくプロラミンが多く含まれる。米には逆にプロラミンが少なくオリゼニンが大部分を占める。アミノ酸組成はグルタミン酸を多量に含み、プロリンは少ない。[宮崎基嘉]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

グルテリンの関連キーワードエタノール塩析キサンチンナフトール染料溶液高張ルミノールルミノール反応硬タンパク質生理的塩類液

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone