最新 地学事典 「グレイワッケ」の解説
グレイワッケ
greywacke ,graywacke
泥質(粘土質)基質を15%程度以上含み,淘汰悪く堅硬な砂岩。硬砂岩とも。暗灰色,暗青灰色など暗色を帯びる。砂粒は一般に円磨度低く,岩片・長石・有色鉱物などの不安定な成分が多い。グレイワッケは,古くはドイツのハルツ山地の上部デボン~下部石炭系の砂岩についての地方的名称であった。のちに各地の類似した性質をもつ砂岩に適用され,砂岩の分類名として用いられる。その使用法が混乱したため,1960年代以降では分類名として用いないという意見が有力。
執筆者:志岐 常正・宮本 隆実
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

