コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ケルト文学 ケルトぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケルト文学
ケルトぶんがく

インド=ヨーロッパ語系諸民族のなかのケルト人の文学。本来はアイルランドやスコットランド高地ゲール語マン島語ウェールズ語ブルトン語コーンウォール語などで書かれた文学すべてを含むが,アイルランド文芸復興以後はアイルランドのそれが特に脚光を浴びるようになった。これらの文学に通じる特徴は,叙事文学が散文で書かれて抒情詩のみが韻文であること,感受性に富む繊細な描写にすぐれ,全体の構成力に欠けること,中世における唯一の自然詩を生んだこと,非合理的,超自然的なものを好み,これを「ケルトの薄明」的夢幻性において表現していることなどである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ケルト文学の関連キーワードフレデリック・ロバート ヒギンズグレー(Thomas Gray)アイルランド文学妖精美術館

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android