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ゲルインキ げるいんき gel ink

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知恵蔵2015の解説

ゲルインキ

水と顔料、または染料に増粘剤を加え、通常はゲル(半固形)状で、書くときに液状になるインキ。従来用いられている油性インキボールペンの利点(インキ粘度が高いため紙への吸い込みが遅く、にじんだり裏写りしにくい)と、水性インキボールペンの利点(軽い筆圧でなめらかに書け、発色にも優れる)を併せ持つ。また、消しゴムで消すことのできる水性ゲルインキボールペン(商品名D‐ink)も販売されている。紙の表面への浸透を防ぐため10μm(μ〈マイクロ〉は100万分の1)程度の大粒の着色剤が用いられている。さらに、手などでこすっても筆跡が薄くならず、消しゴムでよく消えるようにするため、着色剤粒子間のネットワークを形成させ、それを紙面にソフトに固定化する工夫がされている。

(市村禎二郎 東京工業大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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