コスモトロン(その他表記)Cosmotron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コスモトロン」の意味・わかりやすい解説

コスモトロン
Cosmotron

1952年にアメリカ国立原子力研究所につくられた 30億 eVの陽子シンクロトロン。初めて 10億 eVをこえた加速器で,その歴史的役割は大きく,それまで宇宙線によってのみ見出された中間子多重発生に成功し,Λ 粒子Σ 粒子K中間子を人工的に生成した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android