ゴーブ(その他表記)Gove

改訂新版 世界大百科事典 「ゴーブ」の意味・わかりやすい解説

ゴーブ
Gove

オーストラリア,ノーザン・テリトリー北部,アーネム・ランド北東端のボーキサイト鉱山。都市名,空港名はナランバイNhulunbuy(人口3800,1986)。ウェーパ(クイーンズランド州北端)とならぶ同国の代表的ボーキサイト産地で,埋蔵量約2.5億t,1972年採掘開始。アルミナ精錬所がある。ボーキサイト188万t,アルミナ104万tを輸出(1977)。ローヤルティ(鉱区使用料)は特別の基金制度を通じて原住民に還元される。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴーブ」の意味・わかりやすい解説

ゴーブ
ごーぶ
Gove

オーストラリア、ノーザン・テリトリー北東端のボーキサイト鉱山。都市名と空港名はナランバイNhulunbuy(人口3695。1996)。埋蔵量約2億5000万トン。1972年採掘開始。アルミナ精錬所もあり、ボーキサイト、アルミナを輸出する。なおロイヤルティ(鉱山使用料)は先住民に還元される。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴーブ」の意味・わかりやすい解説

ゴーブ
Gove

オーストラリア,ノーザンテリトリー北東部,アーネムランド北東端のボーキサイト採掘地。集落名はナランバイ。近くアボリジニの居住地イルカラがあり,鉱業開発をめぐってアボリジニの権利との論争舞台となっている。アルミナ精錬所がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む