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サアーダ Anṭūn Sa‘āda

世界大百科事典 第2版の解説

サアーダ【Anṭūn Sa‘āda】

1912‐49
レバノンの政治家。ギリシア正教徒の医師の息子として生まれる。1921年ブラジルに渡り,30年レバノンに戻る。ベイルート・アメリカ大学でドイツ語を教える。32年シリア,イラク,ヨルダン,レバノン,パレスティナを含む歴史的なシリアを基礎とするシリア主義の原則を唱え,宗教と国家を分離したシリア民族主義党(PPS)を設立した。この党はファシズムの影響を受け,中央集権的階級的性格を有し,強力な軍隊の必要性を強調した。

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世界大百科事典内のサアーダの言及

【シリア】より

… 一方,30年代から40年代にかけて,インテリ,青年,学生を中心とする民族主義者の運動が出現し新しい政党へと発展した。その代表は,宗教と国家を分離しシリア主義を唱えファシズムに影響されたサアーダの率いるシリア民族主義党(PPS)と,アラブの統一を基本命題としミシェル・アフラク,サラーフ・ビタールの率いるバース党である。また,イスラム教徒のムスリム同胞団や,クルドやキリスト教徒などに支持を得た共産党も活動を展開していた。…

※「サアーダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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