サドベリー隕石孔(読み)サドベリーインセキコウ

デジタル大辞泉 「サドベリー隕石孔」の意味・読み・例文・類語

サドベリー‐いんせきこう〔‐ヰンセキコウ〕【サドベリー隕石孔】

Sudbury Astroblemeカナダ、オンタリオ州南東部にある隕石孔。約18億年前の形成当初の直径は約200キロメートル程度あったが、造山運動浸食により、北東・南西方向に延びた長軸約60キロメートルの楕円形になり、鉱山都市サドベリーを含むサドベリー盆地となった。衝突に伴ってマグマが噴出し、ニッケルコバルトを産する鉱山群を形成したと考えられている。サドバリー隕石孔。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「サドベリー隕石孔」の解説

サドベリー隕石孔

《Sudbury Astrobleme》カナダ、オンタリオ州グレーターサドベリー市にあるクレーター南アフリカ共和国フレデフォートドームに次ぐ世界第2位の大きさの隕石衝突孔で、直径約130km。「サドベリー・クレーター」とも。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android