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サフィー・アッディーン Ṣafī al‐Dīn

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世界大百科事典 第2版の解説

サフィー・アッディーン【Ṣafī al‐Dīn】

?‐1294
中世西アジアの音楽理論家。アッバース朝最後のカリフ,ムスターシムの宮廷で楽師,書家として活躍したが,1258年バグダード陥落の際,彼の優れた才能を認めた攻略者フレグハーンに救われて,イル・ハーン国の宮廷で高給をもって優遇された。サフィー・アッディーンの著述としては,アラビア語の《キターブ・アルアドワール(旋法の書)》と《リサーラ・アッシャラフィーヤ(シャラフ・アッディーンのための音楽論)》の2著が伝えられる。

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世界大百科事典内のサフィー・アッディーンの言及

【サファビー朝】より

…1501‐1736年。サファビー神秘主義教団の開祖サフィー・アッディーンṢafī al‐Dīn(1252‐1334)の子孫で,同教団の長イスマーイール1世が樹立。1501年タブリーズで即位したイスマーイール1世は,彼を神のように仰ぐクズルバシュを率いて,東はヘラート,西はディヤルバクル,バグダードに及ぶ地域を制圧した。…

【音楽】より

…この伝統は9世紀以後のもので,本来ギリシア学の摂取消化の結果である。西アジアの音楽史上最も重要な著述を残した理論家はサフィー・アッディーンで,彼が提唱した17不等分律音階は,後世のイラン,アラブ,トルコの音楽理論の基礎となった。さまざまな中立音程の理論的な位置づけである。…

※「サフィー・アッディーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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