サム リー（読み）李 燦森（英語表記）Sam Lee

現代外国人名録2016

サム リー
李 燦森
Sam Lee

職業・肩書

俳優

国籍

香港

生年月日

1975年9月27日

受賞

香港電影金像奨新人賞〔1997年〕「メイド・イン・ホンコン」

経歴

18歳からスケートボードを始め、香港の選手権に出場。電気関係の仕事のかたわらスケートボードをしているところをフルーツ・チャン監督にスカウトされ、1997年「メイド・イン・ホンコン」で映画デビュー。同作品で香港電影金像奨新人賞を受賞。2002年「ピンポン」(曽利文彦監督)で日本映画に初出演。香港の若者のファッション・リーダー的存在で、テレビコマーシャル、ディスクジョッキー、雑誌などでも活躍。他の映画出演に「花火降る夏」(1998年)、「ジェネックス・コップ」「ゴージャス」(’99年)、「わすれな草」(2000年)、「ファイナル・ロマンス」(2001年)、「無問題2」(2002年)、「ワンナイト・イン・モック」(2004年)、「ドッグ・バイト・ドッグ」(2006年)、「戦無双」(2009年)など。1999年来日。

サム リー
Sam Lee

職業・肩書

ミュージシャン

国籍

英国

学歴

チェルシー・カレッジ・オブ・アート

経歴

ロンドン北部の裕福なユダヤ系家庭に生まれる。ファインアートやモダンダンスを学んでいたが、25歳の時、自国の伝統音楽に目覚める。特にブリテン諸島に昔から居住するスコティッシュ・トラベラーズなど移動民の歌に魅かれ、数年かけてそれらのコミュニティを訪ね歩き、伝承歌を老人たちから習得。これらの伝統音楽を独自の表現スタイルによって一種のモダンアートに昇華させる。2012年デビューアルバム「Ground Of Its Own」は、ヨーロッパのワールドミュージックチャート1位を獲得。

出典　日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」