ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
サラグモ
Linyphiidae; sheet-web weaver
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節足動物門クモ形綱真正クモ目サラグモ科Linyphiidaeの総称。小形のものが多く、大きいもので体長5ミリメートル内外、小さいもので2ミリメートル内外。小形のものには雄の頭部が変化に富むものが多い。網が皿状、椀(わん)状、敷布状なのでサラグモといわれる。草の間でもっとも普通にみられる種にアシナガサラグモやシロブチサラグモ、木の梢(こずえ)にはツリサラグモやハンモックサラグモ、水田には小さいセスジアカムネグモなどがいる。種類がきわめて多く、各国で次々と新種が報告されている状態である。
[八木沼健夫]
…しかし網を張らないナガイボグモ科,ササグモ科もこれに含まれる。日本にはヒメグモ科,ホラヒメグモ科,サラグモ科,センショウグモ科,ヨリメグモ科,コガネグモ科,カラカラグモ科,アシナガグモ科,ナガイボグモ科,ヒラタグモ科,ホウシグモ科,ウシオグモ科,ミズグモ科,タナグモ科,ハタケグモ科,キシダグモ科,コモリグモ科,ササグモ科など21科がいる。二爪類Dionychaは2個のつめをもつクモで,毛束のあるものが多い。…
※「サラグモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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