デジタル大辞泉
「サンピエール大聖堂」の意味・読み・例文・類語
サンピエール‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【サンピエール大聖堂】
《Cathédrale Saint-Pierre》スイス、ジュネーブの旧市街にある大聖堂。12世紀から13世紀にかけて建造。度重なる改築や増築を経て、ロマネスク様式やゴシック様式が混在した現在の姿になった。宗教改革の指導者、ジャン=カルバンの布教の本拠地としても知られる。地下に考古学資料館、隣接して国際宗教改革博物館がある。
《Cathédrale Saint-Pierre de Nates》フランス西部、ロアール‐アトランチック県、ロアール川下流の河港都市ナントにあるゴシック様式の大聖堂。1434年に着工、1891年に完成。ブルターニュ大公フランソワ2世の墓所がある。16世紀フランスの彫刻家ミシェル=コロンブが手がけた装飾は、初期ルネサンス様式の傑作とされる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のサンピエール大聖堂の言及
【アングレーム】より
…都心部は人口増加が停滞しているが,郊外には金属・電機・製紙・金銀細工などの工業が立地し,人口が増えている。町の起源はローマ時代以前にさかのぼり,旧市街地には高さ59mの鐘楼をもつサン・ピエール大聖堂(12世紀初頭建立)がある。【高橋 伸夫】。…
※「サンピエール大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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