旺文社世界史事典 三訂版 「ロマネスク様式」の解説
ロマネスク様式
ロマネスクようしき
romanesque (フランス)
ロマネスクは「ローマ風」という意味。聖堂建築では主要部を半円アーチ形の天井で覆い,彫刻は聖堂の会堂の厚壁に人体像をもって宗教的題材を選んで刻まれ,絵画は会堂内部を装飾する線描の壁画が中心で,図形化がみられる。のちゴシック様式に受けつがれた。代表例はピサ大聖堂,ウェズレー修道院など。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報