サーベイヤ(その他表記)Surveyor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーベイヤ」の意味・わかりやすい解説

サーベイヤ
Surveyor

月に着陸させ,月面の資料を集めるためにアメリカが開発した無人探査機。アポロ計画で人間が月に着陸する準備として計画された。サーベイヤ1号は 1966年5月,ケープケネディ基地からアトラス=セントール・ロケットで打上げられ,「嵐の大洋」に着陸,1万 1150枚の地形写真を地球に送ってきた。2号は着陸に失敗。 67年4月打上げの3号は「嵐の大洋」に着陸,自動ショベルで月面に穴を掘り,月の地質を調査した。4号は失敗。同年9月打上げの5号は「静かの海」に着陸,α線装置で岩石の化学分析に成功。 11月に「中央の入江」に着陸した6号も化学分析を行い,月面の岩石が地球の玄武岩に似た組成であることを確認した。 68年1月打上げの7号はティコ・クレータに着陸,地質調査などを行なった。サーベイヤ計画は7号をもって終了。なお3号の部品は,アポロ 12号の宇宙飛行士によって地球に持帰られた。

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