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サーマルリサイクル さーまるりさいくる thermal recycling

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知恵蔵2015の解説

サーマルリサイクル

ごみ焼却炉の熱を利用して発電や温水として活用したり、ボイラープラスチックや紙を燃料に使ったりすること。ごみの材質を変えずにリサイクルするマテリアル(材料)リサイクルと比較して使われることが多い。1990年代以降にできた大型の炉の大半は発電設備を備えているが、熱効率は国内平均で10%と火力発電所の40%台に比べて大きく劣る。容器包装リサイクル法では、プラスチック容器包装は、材料リサイクルと、製鉄用の原料や燃料に使うケミカル(化学)リサイクルしか認められていなかったが、2006年の改正でプラスチックの回収量が増えすぎた場合に、緊急避難的にサーマルリサイクルが認められた。環境省は05年5月、廃棄物処理法の基本方針にこれまで埋められていたプラスチックのサーマルリサイクル化を盛り込み、自治体見直しが進んでいる。

(杉本裕明 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

サーマル‐リサイクル

《〈和〉thermal(熱の)+recycle(再利用)》廃棄物を焼却炉で燃やす際、発生する熱を発電や温水などに再利用すること。日本においては、平成18年(2006)の容器包装リサイクル法の改正で廃プラスチックを可燃ごみとして収集・焼却し、熱エネルギーを回収することが認められた。熱回収。サーマルリカバリー

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監修:松村明
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