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ザナミビル ざなみびる

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知恵蔵2015の解説

ザナミビル

インフルエンザの治療薬の1つ。薬の働きはタミフルに似たノイラミニダーゼ阻害薬で、発症から48時間以内の初期に使うと発熱する期間を短縮する効果がある。経口薬であるタミフルに対して、専用の器具を使って粉末を口から吸い込む吸入薬であることが特徴。インフルエンザウイルスが増殖している気道に直接薬が届くという点で合理性があり、耐性ウイルスが出にくいとされている。しかし、吸入という使い方に慣れる必要があるため、タミフルに比べて使用量は少ない。タミフルを使っている患者の中に、薬が効かない耐性ウイルスが出ることが問題になってからザナミビルを見直す動きが出ている。新型インフルエンザ対策としては、タミフル耐性ウイルスが出た場合に備えて、日本を含めた各国でザナミビルも併せて備蓄する動きが進んでいる。

(浅井文和 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ザナミビル(Zanamivir)

インフルエンザウイルス薬の一。商品名リレンザ。日本では平成12年(2000)12月に発売され、翌平成13年(2001)2月に健康保険適用となった。販売元はグラクソ‐スミスクライン。吸入薬で、専用の吸入器を用いてドライパウダーを吸入する。平成20年(2008)~翌年冬期、オセルタミビル耐性ウイルスが流行したため、ザナミビルの需要が高まった。→ノイラミニダーゼ

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