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シアノ銀酸塩 シアノぎんさんえん cyanoargentate salt

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世界大百科事典 第2版の解説

シアノぎんさんえん【シアノ銀酸塩 cyanoargentate salt】

イオンシアン化物イオンが配位した錯塩の総称。シアン化銀AgCNを過剰のシアン化ナトリウムNaCNまたはシアン化カリウムKCNに溶解すると[Ag(OH)(CN)],[Ag(CN)2],[Ag(CN)3]2-,またCNの濃度が高い場合にはおそらく[Ag(CN)4]3-も溶液中に生成する。銀めっきにこのようなシアノ銀酸イオンの溶液を用いると,電着性のよい,緻密(ちみつ)な表面が得られる。銀めっき液の組成の一例に,水1lに,AgCN30g,KCN45g,炭酸カリウムK2CO325gを溶かした溶液がある。

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