コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シンフェローポリ シンフェローポリSimferopol'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンフェローポリ
Simferopol'

ウクライナ南部,クルイム自治共和国の首都。クリミア半島 (クルイム半島) 南部,クリミア山脈の北麓にあり,サルギル川にのぞむ。ロシアのクリミア半島併合後,1784年タタール人の集落アクメチェットの近くに建設され,ギリシア語風にシンフェローポリ (「幸運な都市」の意) と命名された。クルイム自治共和国の行政,経済,文化の中心地で,人口が増大している。まわりをブドウ園そのほかの果樹園に囲まれ,農産物加工 (果実缶詰,たばこ,香油,皮革) が盛ん。また機械 (電気機器,食品工業用設備) ,衣料などの工業も発達している。教育・文化施設としてシンフェローポリ大学,医科大学,農業大学,郷土博物館,劇場などがある。またクリミア半島の観光・保養の中心地でもあり,南岸のヤルタトロリーバス結ばれるほか,フェオドシヤセバストーポリエフパトリヤなどへハイウェー,鉄道が放射状に延びている。空港もある。近くにスキタイの都市遺跡ネアポリがある。人口 35万 3000 (1991推計) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報