ジョセフソン回折効果(その他表記)Josephson diffraction effect

法則の辞典 「ジョセフソン回折効果」の解説

ジョセフソン回折効果【Josephson diffraction effect】

有限の寸法をもったジョセフソン接合に,印加電圧0Vのままで流しうる最大電流 I は,接合面に平行方向から与えた磁場によって変化する.これはコヒーレント単色光に対する回折現象に対応するものなので,ジョセフソン回折効果*と呼ばれる.短い接合(磁場に垂直な接合面の幅(l) に対して,接合に磁場の進入する特性長(λ) に比べて小さい)では,磁束を Φ としたとき,I は次の式で表せる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む