現代外国人名録2016 「ジョン ネグロポンテ」の解説
ジョン ネグロポンテ
John Dimitri Negroponte
- 職業・肩書
- 外交官 元米国国務副長官,元米国国家情報長官,元国連大使
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1939年7月21日
- 出生地
- 英国ロンドン
- 学歴
- エール大学卒
- 経歴
- 1960年米国外務省に入省。’81〜85年駐ホンジュラス大使、’85〜87年国務次官補、’87〜89年レーガン大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)、’89〜93年駐メキシコ大使、’93〜96年駐フィリピン大使を歴任。’97年から大手出版社のマグロウヒル副社長を務める。2001年3月1期目のブッシュ政権で国連大使に任命されるが、ホンジュラス大使時代に同国政府が行ったとされる人権侵害事件を黙認した疑惑を指摘され、上院承認が難航、同年9月の米国同時多発テロ事件後にようやく正式に就任。2003年イラク戦争開戦前の安保理では、イラクに大量破壊兵器の廃棄を迫る決議1441を全会一致で採決させる。2004年6月イラク戦争後の初代駐イラク大使に就任。2005年4月2期目のブッシュ政権で新設の国家情報長官に就任。2007年2月〜2009年1月国務副長官。5ケ国語に堪能。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報