改訂新版 世界大百科事典 「スコーネ戦争」の意味・わかりやすい解説 スコーネ戦争 (スコーネせんそう) デンマーク・ノルウェーとスウェーデン間の戦争(1675-79)。1658年ロスキレの和約でデンマークが失ったスコーネ,ハーランド,ブレーキンゲをめぐる戦争で,オランダ,ブランデンブルクの支援を得たデンマーク・ノルウェー軍は海戦で勝利し,スコーネの大半を占領したが,スウェーデンを支援したフランスの圧力のもとで,ルンドの講和(1679)に際してデンマークの失地回復の要求はかなえられなかった。執筆者:村井 誠人 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by