ストレプトカープス(その他表記)Streptocarpus wendlandii; streptocarpus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストレプトカープス」の意味・わかりやすい解説

ストレプトカープス
Streptocarpus wendlandii; streptocarpus

イワタバコ科多年草。南アフリカ原産で鉢植栽培される。葉の質感からウシノシタ (牛の舌) の和名もある。茎は目立たず,葉は広い卵状楕円形,縁に波状の鋸歯があり,上面は暗緑色または淡緑色,裏面は赤紫色。葉の基部から数本の花茎を出し,多数の花をつける。花冠は漏斗状で長さ 3.6cmぐらい,青紫色,ピンク,白色など園芸品種が多い。近縁のものに大型のオオウシノシタ S. grandisやヒメギリソウ S. rexii (英名 cape primrose) などがあり,いずれも南アフリカ原産で温室で栽培される。

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