スノーケル潜水艦(読み)スノーケルせんすいかん

百科事典マイペディア 「スノーケル潜水艦」の意味・わかりやすい解説

スノーケル潜水艦【スノーケルせんすいかん】

潜航時,潜望鏡深度において,昇降式の給排気筒を水面上に出して,ディーゼル機関を運転し艦内の給排気も行う潜水艦。第2次大戦中ドイツで実用化,以後各国に普及。レーダーによる被探知距離が大幅に縮小する。スノーケルによる航走は主として夜間で,蓄電池充電も行う。原語のドイツ語シュノーケルSchnorchelはschnarchen(いびきをかく)が語源といわれる。潜水艦給排気装置から転じて,遊泳用などの水中呼吸具などもスノーケルと呼ぶ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む