スフォルツァ[家](読み)スフォルツァ

百科事典マイペディア 「スフォルツァ[家]」の意味・わかりやすい解説

スフォルツァ[家]【スフォルツァ】

15―16世紀に北イタリアのミラノ公国を支配した家系始祖のムーツィオ・アッテンドロMuzio Attendolo〔1369-1424〕はナポリ公国の傭兵(ようへい)隊長として武勲をたて,〈スフォルツァ(威服者)〉の称号を得た。その子フランチェスコFrancesco〔1401-1466〕はミラノ公に仕え,公の娘と結婚,1447年以降公国の支配者となり,文化人を援助し文芸を愛好した。1494年5代目のルドビコLudovico〔1452-1508〕(通称イル・モーロil Moro)の時,正式にミラノ公となった。後フランス侵入にあって,公国の支配権を失った。
→関連項目ビスコンティ[家]ミラノ

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