スペンタ・マインユ(その他表記)Spenta Mainyu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スペンタ・マインユ」の意味・わかりやすい解説

スペンタ・マインユ
Spenta Mainyu

ゾロアスター教の聖典『アベスタ』に登場する神的存在の一つ。名は「善霊」を意味する。最高神アフラ・マズダの陪神のなかでも,マズダ自身と最も近く,しばしばこれと同一視される。原初に双子の兄弟である「悪霊」アングラ・マインユとともに生じ,すべての被造物に先立って最初の選択をなし,スペンタ・マインユは善を,アングラ・マインユは悪を選び取った。その結果,前者はアフラ・マズダに陪従する首位の大天使となり,後者はこれと敵対する大悪魔となったという。

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