セラミックセンサ(その他表記)ceramic sensor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セラミックセンサ」の意味・わかりやすい解説

セラミックセンサ
ceramic sensor

セラミックスの特性を利用したセンサ。ジルコニア中の酸素拡散を利用した酸素センサなどがその例。マンガンニッケルコバルトなどの酸化物では温度によって電気抵抗が変化すること (NTCサーミスタ) を用いた温度センサ,チタン酸バリウムキュリー温度で電気抵抗が変化することを利用した温度センサがあり,これは,布団乾燥器,電気毛布,ドライヤなどに用いられている。セラミックスの表面にガスが付着すると表面の性質が変化することを用いたガスセンサは,ガスもれ検知,煙検知,湿度検出などに使われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む