ソローリャ(その他表記)Joaquín Sorolla y Bastida

改訂新版 世界大百科事典 「ソローリャ」の意味・わかりやすい解説

ソローリャ
Joaquín Sorolla y Bastida
生没年:1863-1923

スペイン画家バレンシアに生まれる。生地の美術学校卒業後,フランスイタリアに旅し,歴史画で成功。1900年,パリ国際展でグラン・プリ受賞後,明るく暖かい色と大きく自由なタッチで,地中海の光を表現するようになり,漁師浜辺の子どもたちを主題に,光にきらめく〈水の喜び〉の画家として大成ニューヨークのヒスパニック・ソサエティに〈火〉シリーズ《スペインの諸地方》がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 神吉

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android