たく

精選版 日本国語大辞典 「たく」の意味・読み・例文・類語

た・く

  1. 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙たける

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「たく」の読み・字形・画数・意味


3画

[字音] タク

[説文解字]

[字形] 象形
草の葉が伸びて、その先端がものに寄りかかる形。〔説文〕六下に「艸のなり。垂るる穗に從ふ。上は一を貫き、下に根り。象形」とする。字の用例はなく、〔易、解、彖伝〕「雷雨作(おこ)りて、百果艸木皆甲宅す」とある宅を、この字の用例とする説もあるが、甲宅は甲(こうたく)の意。が宅・亳(はく)など、建物に関する字の要素となること、また託・托・のように呪祝に関する意があることなどからみて、は草の葉などによる占卜の方法を示すものであろうと考えられる。

[訓義]
1. くさのは。
2. 託と通じ、よる、よりそう。

[声系]
〔説文〕に声として・託・亳・・宅・など十一字を収める。托は(たく)の俗字。〔玉〕に〔論語、泰伯〕「以て六尺のを託すべく」の託をに作る。〔広雅、釈詁三〕に「は寄なり」とあり、聖所に寄托する意の字であろう。託は神託の意。これらの字によって、原義を考えることができる。

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デジタル大辞泉プラス 「たく」の解説

タク

マダコ科のタコ、マダコの沖縄名。またタコの総称

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世界大百科事典(旧版)内のたくの言及

【風】より

… ソラノsolanoスペイン南部で吹くほこりっぽい東風。 タクtakuアラスカの南東部ジュノー付近で吹く東または北東の強風。 チヌークchinookロッキー山脈東麓に吹き降りる西風で,乾燥したフェーン風。…

※「たく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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