ダウンズ法(読み)ダウンズほう(その他表記)Downs process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダウンズ法」の意味・わかりやすい解説

ダウンズ法
ダウンズほう
Downs process

溶融食塩を電気分解して金属ナトリウムを製造する方法の一つ。現在世界的に採用されている。本法の特徴は,塩化カルシウムとの混合塩により約 600℃で電解でき,しかもカルシウム析出がほとんどなく,少量のものはナトリウムの上昇管の温度差を利用して,2NaCl+Ca⇔2Na+CaCl2平衡を右に移行させるためナトリウム純度が高く,かつカストナー法に比較して消費電力が少く,有用な塩素が得られるなどである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む