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ダルフール王国 ダルフールおうこく

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世界大百科事典 第2版の解説

ダルフールおうこく【ダルフール王国】

アフリカ北東部,スーダン共和国の最西部に,17~19世紀にかけて存在したイスラム王国。ダルフールDarfurは元来地域名で,ここにはすでにニグロイド系のフール族Furのカイラ王朝が支配する小王国があったが,17世紀半ばにフール族はイスラム化した。この時の王がスレイマン・ソロンであるが,これを機に周辺のアラブ遊牧民をも支配する強大な王国となった。これが現在ダルフール王国として知られている。その版図はとくに東方に広がり,ナイル川を越えてアトバラ川にまで伸びていた。

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世界大百科事典内のダルフール王国の言及

【スーダン】より

…このとき,ナイル川周辺の一部アラブ系部族が白ナイル川西岸のコルドファンに移動,アラブ系遊牧民(バッカーラBaqqāra,ベダイリーヤBedaylīya等)として定着した。一方,ダルフールのマッラ山脈周辺に,フール族がバッカーラ遊牧民などを服属させ,やはりイスラム王国を名のるダルフール王国(1596‐1874)が成立,ダルフール,コルドファンからバフル・アルガザルに至る地域にかけて支配した。ダルフール王国は,牛,穀物,奴隷,象牙などを貢納として取り立て,象牙,奴隷などを各地に輸出して引換えに装身具,ビーズ,織物,武器などを輸入する交易立国であった。…

※「ダルフール王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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